留学体験記15 留学で感じた危機感 〜ぼっちとグループ行動どちらがいいの?〜
留学しているとやはり他の日本人留学生と出会ったりすることがあります。
私が通う大学には付属の語学学校があり、そこには沢山の日本人がいるので、校内を歩いていると遭遇します。
最初の頃は、同じように異国の地で頑張る日本人をみると嬉しく感じていました。
しかし、最近は少し残念な気持ちになったりします。
大半の日本人留学生は2人以上で固まって、ずっと日本語を話し続けているからです。
私個人の意見としては、せっかくの大金を払ってまで留学しにきているのに日本人と交流していては意味がないと思います。日本語を話しているのならなおさらです。
確かに、見知らぬ土地で1人で行動する怖さは分かります。母国語は安心します。トラブルだって減らせるでしょう。
留学は旅行ではありません。
学ぶために海外へ行きます。
大切なのは何を学びに留学しにきたかを意識することです。
英語を鍛えるためなのか。文化交流なのか。日本では学ばない学問も学ぶためか。海外の友達をつくるためか。
目的も人それぞれ違います。
ですが、日本人同士での団体行動はその目的のための妨げになっていませんか?
なので、個人的に見たり、経験して感じたぼっちと団体行動のメリット、デメリットを箇条書きします。
「日本人同士での団体行動」
メリット
・情報交換が楽、トラブルが減る
・旅行に行く時団体料金など安くすむ
・日本語だからコミュニケーションしやすく仲良くなりやすい
・日本各地の友達ができる
・日本に帰った時も交流しやすい
デメリット
・英語を話す機会が減る
・他国の人と深い交流が困難になる
・他国の友達がなかなかできない
・団体に合わせるため自分がしたいことができない
「ぼっち」
メリット
・話しかけてもらえる可能性が上がる
・1人だから好きな時に好きなところへ行ける
・周りを気にしないですむから気が楽
・英語を話す機会が増える
・自力でなるとかする能力がつく
・一対一のコミュニケーションが増えるから深い交流ができる
デメリット
・トラブル処理が困難
・うまくコミュニケーションできなかったら交流も何も意味ない
・旅行のとき安全に配慮しないといけない、費用がかかる
・積極性が必要
他にもあるとは思いますが、あくまでも私が思いつくメリットとデメリットです。ぼっちだと本当にコミュ力、メンタル面が鍛えられ経験値が高いです。ですが、これも人次第で、いつまでも消極的でおどおどしていたら意味がないです。
ただ、私個人としてはぼっちで頑張ることをお勧めします。そのおかげで沢山の人と交流でき、仲良くなることができました。
日本人同士での団体行動か、ぼっちがいいかは人それぞれです。もちろん極端ではなくバランス良く団体行動とぼっちをやるのもありです。
大金を払ってまで留学に来ています。その大金に見合うだけの経験が目的が果たせているかが大切です。それを、分かった上で行動してほしいです。
もし、現在留学またはこれから留学する方がいたらぜひ考えて欲しいなと思います!